【ちょっとためになる心理学】知らない間に操られないために
みなさんこんにちは!ほっくんです(^○^)
最近やりたいこと、挑戦してみたいことがたくさんあって楽しい生活を送っています。
毎日ゴロゴロ過ごして時間を無駄にするのはやめました、本当にもったいないです。
学生ってなんでもできるからこの間になんかやってみることを強くオススメします!
読書やスポーツなどなんでもいいので
少しでも興味のあることがあったら、積極的に取り組んでいきましょう(^○^)
さて今日の話ですが、初めて心理学の話をしていきます。
私たちは自分で考えているつもりでも実はかなり他人の影響を受けています。
わかりやすく言えば
「知らない間に誰かに操られている」ってことです。
こう聞くとちょっと怖いですよね。何、誰かに騙されているのって( ; ; )
安心してください、大丈夫です。多くの人がどんな場面でどんな行動をとっているのか、いくつかの場面に触れながら書いてみたので自分の経験と照らし合わせながら見てってください。
知ることで誰かに簡単に騙されなくなりますし、逆にこれを利用してみるのも面白いかもしれません。
- どうして他人の影響を受けているのか?
- 「相手への借りは必ず返すべきだ」と思ってしまう
- 「決めたことは守ろう」と思ってしまう
- 「みんながやっていることは正しい」と思ってしまう
- 「好きな人だからきっといい人」
- 「権威がある人は絶対に正しい」
- 「手に入りにくいものはいいものだ」と思ってしまう
- まとめ
どうして他人の影響を受けているのか?
先ほども言いましたが
私たちは自分で考えているつもりでも他人の影響を受けていることが多くあります。
ではどうして自分で全てを考えることができないんでしょうか?
それは知らない間に思考の近道を使っているからです!
僕たちの生活の中には考えなくてはいけないことに溢れています。いちいち考えていたら脳の作業量が多すぎて疲れてしまいますし、判断は遅れてしまいます。
そこで考える量を調整するために近道を使って楽をしようってなっているんです。
例えばネットやショップで商品を買うとき同じような物があったら高い方がいい商品だって思ったりすることないですか?あまり調べずに「値段=商品の品質」と考えてしまうのは思考の近道になります。
しかしこの思考の近道のおかげで大量の判断が必要な日常でも対応できているのは間違いありません。
では具体的にどんな心理が働くのか?ひとつずつ解説していきます。
「相手への借りは必ず返すべきだ」と思ってしまう
これは返報性と言われています。
人に借りを作った状態ではなんだか不安で返したいと思うことです。
デパートやスーパーで試食を売っているのはどうしてだかわかりますか?
このシーンも返報性を利用しています。試食をさせるとめちゃめちゃ売れるそうです。
あなたもほぼ買いませんか?
このように日常では心理を利用して私たちにイエスと言わせる大人がたくさんいます。
知らない間に操られないように戦術を知っておこうって話でもあります。
まず大切なことは相手から厚意を受けたら
それが相手の厚意なのか?それとも販売手法なのか見極めることが大切です!
「決めたことは守ろう」と思ってしまう
人は自分で決めたことは守りたい、自分の選択は正しいと思いたがります。
これは一貫性といい、いろいろと考えなくて良くなるのは主にこれです。
集団で生きてきた人類は一貫性を持って社会を発展させてきました。
しかしこれも良く利用されているのが現実です。
例えば自動車販売や住宅販売において先にいくらです
と言って相手の買う意思を決定させます。
それからすみません、エアコンの値段を忘れていました。
などと言ってどんどん値段を釣り上げていくみたいなことです。
承諾を先に取ってしまえばお客さんはそうそう断らないそうです。
本来、一貫性はいいものですが、馬鹿げた話も以外とある物です。
途中でもおかしいと思ったら、手遅れになる前に早めに一貫性を捨ててしまいましょう
「みんながやっていることは正しい」と思ってしまう
お笑い番組では実際に撮影したものに観客の笑い声を足して放送しています。こうすることで視聴者は笑う回数と時間が増えより面白く感じることができます。
このようにその行動する人が多いほど、人はそれが正しいことだと感じています。
またアメリカのセールスマンは入社時こんなことを教わるそうです。
「消費者が買い物をするとき自分で買う商品を決められる人は5%だ。
そのほかの人は誰かの真似をしている」と
セールスで売り上げのランキング制度や業界一位などの文句はこの社会的証明の心理を利用しているのかもしれません。
「好きな人だからきっといい人」
例えば、ある刑事が容疑者に対してめちゃくちゃに怒鳴ってキレています。
その後別の刑事がやってきて彼の代弁をした後
容疑者に優しく語りかけると、容疑者が罪を認めてしまうという
刑事ドラマの取り調べ室でよくみるシーンです。
まさしくこれが好意の例で、
この手の心理を利用してくるものには
「依頼内容」と「依頼する人」を区別して考えることが大切です。
他の人がこれを販売してきても買うかなって考えたらすぐ答えは出るはずです。
「権威がある人は絶対に正しい」
心理学者ミルグラムの有名な実験があります。
1963年、権威の下にある一般人の服従の心理を最初に実験で検証したのは、米イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラムである。彼は、かつてナチスの権威の下で徹底した服従を示し、結果としてホロコーストで数百万人ものユダヤ人を殺戮した責任者、アドルフ・アイヒマンの心理を研究すべく、役者の演技で擬似的につくり出された権威者に、どれだけの人が服従するかを実験したのだ。
当時実施されたミルグラムの実験は、被験者にとって、とても倫理的とは呼べないものだった。彼らはクジで教師役と生徒役に分けられ、学習における罰の効果を見るための実験だと説明された。配役はクジで決定されるといっても、実際は被験者が必ず教師役になるように仕掛けられており、生徒役となるのは実験協力者である。ここで試されるのは、閉鎖的な状況で、権威者の指示で執行を促されたとき、人はどこまで服従し、他人に電気ショックを与えられるのかという実験だ。
ここで教師役となった被験者は、最小電圧15Vから最大450Vまでの電気ショックを与える30個のボタンの前に座らされ、別の部屋にいる生徒に単語の問題を出す。役者である生徒は“台本通り”わざと間違え、15Vずつ電圧が上がるスイッチを教師役に押させていく。電圧が高くなってくると、あらかじめ録音されていた、とても演技とは思えない生徒の絶叫が響き渡る(実際には電気ショックは与えられていない)。ここで被験者が躊躇すると、白衣を着た男が「続行して下さい」と実験を促す──。
この実験で被験者が最後までボタンを押す確率は、65パーセントに達した。1974年以降、ミルグラムはボタンの数を30個から10個に減らして実験を続けたが、結果は85パーセントにまで上昇した。
この実験からわかるように人は権威者の命令にとにかく従おうとします。
権威者の影響力は強力です。
大企業でおこる不祥事もこの心理のせいだと僕は思いました。
「手に入りにくいものはいいものだ」と思ってしまう
これは希少性と言われていますが、私たちの自由と関係があります。
入手する機会の減少は入手する自由を失うことになります。
自分で決められないのは嫌って自由を失うことを嫌うため手に入りにくいものを欲しがる傾向にあります。
大切なのは希少なものがいいとは限らないと気づくことです!
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます!
本日は知らない間に操られないために心理学の話をしてきましたがいかがだったでしょうか?情報の多い複雑なこの社会では思考の近道を使わないとやっていられません。
しかし思考の近道はとても効率的ですが悪用する人がいることも忘れてはいけません。
本日の話が少しでも皆さんのこれからにためになれば嬉しいです!!!
ではまた(^○^)