【いじめ問題】日本からいじめがなくならない理由について
みなさんこんにちは!ほっくんです!
実は今日はある講演会に参加していたのですがその内容に不満ではないですが、思ったことがあったので、記録程度に書いていきます。さらっと流し読んで、少しでも考え方など参考にしていただければ嬉しく思います。
僕が本日参加した講演会の内容は「いじめ」についてのお話でした。
あるときからいじめのニュースが、ほぼ毎日と言っていいほどニュースで取り上げられています。僕もその事実は知っていましたが、あまり考えたことがない問題でした。
ここ最近、いじめの人数が増えたように感じる方も多いと思いますが実は昔から増えも減ってもいません。これには驚きましたが。。。
実は、ニュースでよく取り上げられるようになったのは、
①文部科学省がいじめの定義を変えたこと
②各学校のアンケートなどによる調査が増え認知件数が増えたこと
が背景にあります。
ではどうしていじめが一向になくならないと思いますか?ここが大切です。
◇ 僕は日本の社会の仕組み(教育)と大きく関わっていると考えます。
そしてこの問題のキーワードは「集団」です。
日本という国では「集団」の考えが深く根付いています。幼稚園や小学校の頃から集団演技とか集団遠足とか、やたらと集団◯◯のような行事があったと思います。これは集団を大切にしなさいという日本の教育の仕方の反映だと考えています。
その頃から「集団で生きていかないと苦しい」という教えを、私たちは知らない間に擦り込まれているのではないでしょうか。
親が子供を叱るときに「家から出ていきなさい!」というのも集団でないと生きていけない、という意味にも子供には聞こえてしまいます。
このように日本の子供たちは「集団で生きていかないと苦しい」という考え方が当たり前になっていくのです。
ではこのように教育を受けてきた子供たちはどうなるのか?
集団についてこられない人、また集団と違うことをしている人を見つけると
「あの人はおかしい!」、「あの人は間違った人間だ」
と判断してしまうのではないでしょうか。。。
また実際にいじめの手段では、
コミニケーションを拒み、無視や仲間外れ
することが多く取られています。
これはいつも仲間と繋がっていないと不安になるように育んできた日本の社会だからこそ、起きてしまういじめのケースだと僕は思います。
またあなたは
「みんながしていることは正しいこと」
「みんながしているから自分もしなくてはいけない」
と考えていませんか?
子供の頃から日本で育ち教えられてきた日本人なら少なからず持っているはずです。
この集団心理のおかげで「集団・人様に迷惑をかけてはならない」といった意識が働いて、秩序が保たれ平和な国と言われているので、決して否定するわけではありません。
が、子供の頃に関しては、まだ一人一人の価値形成が定まっていないので、必ずしも周りがしていることが正しいとは限りません。つまり上記の考え方は少し危険なのです。
これがいじめが陰湿化してしまう理由だと僕は思っています。
周りに安易に流されるのではなく、自分で判断することを教える
もしくは考えさせる教育であるべきだと僕は思います!これをしていかないことには日本から陰湿的ないじめというものはなくならないはずです。
◇最後に
本日は、突然でしたがいじめについて記事を書かせていただきました。
日本のいじめは実に陰湿的で大きな問題です。
しかしそこでなにが本当の問題であるのか?考えることが大切だと思います。
表面ばかり洗ったような報道や教育対応ではまた繰り返されるだけで、それは一時的な解決にしかなりません。教育現場・学校教育は今のままでいいんでしょうか?
これからの日本はどうなるのか?いつまでも誰か他人任せではいけません。
ではまた。